『登山日記・利尻山』-9合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「利尻山・9合目」までの様子を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)7月下旬)
前回は、長官山を下り避難小屋を経て9合目へ向かうところまででした。
「利尻山は長丁場」と覚悟はしていましたが、歩いても歩いても登っても登っても目指す山頂になかなかたどり着かないことに、「いつ体が悲鳴を上げてくるか」と気が気でない登りが続きます。
避難小屋を過ぎてさらに灌木の中を進んで行きます。
「お花畑」といわれる高山植物が多く見られる所を通りますが、目についた花はこんな感じです。
息も切れ切れに喘ぎながら登っていると、植物帯が切れて裸地化したちょとした広場に 着きました。
そこが9合目で、その看板には「ここからが正念場」と書いてありました。
「えっ、ここに来るまでも十分正念場なのに!…」と思わず看板に「突っ込み」を入れてしまいました。
ここは9合目です、標高1410m地点、標高差山頂まで「あと約300m」、されど…100m競争の3倍の高さを思い浮かべて、「えっ、まだ300mもあるの?」という現実に「ガーーン」と頭を打たれた気分の私でした。
でも、ここまで来て引き返すことはさすがの私でも考えられませんでした。
「行くっきゃないでしょう、行くっきゃ!」と心の中で何度も繰り返していました、まるで駄々っ子にでも言い聞かせるかのように。
ここ9合目には、この登山道最後のトイレブースがあり、そのドアには「山頂往復100分」の標示が貼ってありました。
「往復で100分!! そりゃ、私にはとうてい無理なことですよ…」と思いました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「利尻山 」、「利尻富士町サイト・コース概要」、「利尻島観光ポータルサイトりしぷら・利尻山登山」を参考にさせて頂きました。
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