『旅・徒然に』-旧鷲ノ巣駅跡(現・鷲ノ巣信号場)-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「旧鷲ノ巣駅(きゅうわしのすえき)跡(現・鷲ノ巣信号場)」(二海郡八雲町花浦)を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)8月上旬)
鷲ノ巣駅は、平成28年に旅客扱いが廃止になり鷲ノ巣尊号場に戻りましたが、その後どのようになっているのか気になり、旅の途中で立ち寄ってみました。
旧鷲ノ巣駅は、1944年(昭和19年)に国有鉄道函館本線の「鷲ノ巣信号場」として開設され、旅客取り扱いを行いました。
1949年(昭和24年)に日本国有鉄道(国鉄)に継承され、「鷲ノ巣仮乗降場」になりました。
1962年(昭和37年)に再び「鷲ノ巣信号場」に戻り、旅客取り扱いを行いました。
1987年(昭和62年)に国鉄分割民営化に伴いJR北海道に継承され、同時に「鷲ノ巣駅」になりました。
2016年(平成28年)に利用者減少により旅客扱いが廃止となり、再び「鷲ノ巣信号場」に戻りました。
利鷲ノ巣駅時代は、相対式ホームをもつ2面2線の地上駅でした。
短いホームが互い違いに設置され、ホーム同士は構内踏切で連絡していました。
駅舎はなく、ホームの傍に待合所がありました。
本信号場は、単線区間と複線区間の境界になっていて、長万部方に両開き分岐器が設置されています。
このように、鷲ノ巣駅時代にあった待合所もホームもすっかりその姿を消し、後には生い茂る草の向こうに複線の線路だけがただ横たわるのみでした。
そして、その線路上をあの頃と同じように貨物列車が走り去っていきました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「鷲ノ巣信号場 」を参考にさせて頂きました。
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