『登山日記・雌阿寒岳』-山頂へ・後半-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「山頂へ・後半」として「青沼」付近の様子を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)8月上旬)
改めて雌阿寒岳を中心に地図を見てみると、その西側には今回私が登ってきた「オンネトーコース」登山口のある「オンネトー」があります。
※ 以下の各動画には、風切り音などが入っていますので音量には十分ご留意ください。
その北西側には、「野中温泉コース」が雌阿寒温泉登山口まで伸びています。
その南側には阿寒富士が、そして北東方角には「剣ヶ峰」と「中マチネシリ火口」が広がり、その脇をもう一つの登山道「阿寒湖畔コース」が伸びています。
さらにその剣ヶ峰の延長線上に丸い形をした「マリモ」で有名な「阿寒湖」が広がり、その奥には「雄阿寒岳」の雄姿がそびえ立っています。
雌阿寒岳と阿寒富士の鞍部にある分岐点で左に向かって登って行くと、雌阿寒岳山頂へ通じる登山道のある外輪山上に出ます。
その登山道の左手にはポンマチネシリの大きな火口が広がっていて、手前に見える底の浅い火口が約700年前の噴火でできた旧火口で、その中に青い水を湛えた「青沼」があります。
青沼は、光の加減によって青色から緑っぽいエメラルドグリーンのような色に変わって見えます。
その辺りには、明治19年(1886)に宮部金吾氏が採集し命名したメアカンフスマや明治30年(1897)に川上滝弥氏が採集し、牧野富太郎氏が命名したメアカンキンバイなどの高山植物が見られます。
私が訪れた時には、メアカンフスマが盛んに咲いている様子があちこちで見られました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「雌阿寒岳 」を参考にさせて頂きました。
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