『道東の旅Ⅱ』-雌阿寒オンネトー-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「雌阿寒オンネトー(めあかんおんねとー)」(足寄郡足寄町)を紹介します。
「オンネトー」という名前は、アイヌ語で「年老いた沼」、「大きな沼」という意味です。
オコタンペ湖(千歳市西部)、東雲湖(しののめこ:上士幌町)と共に北海道三大秘湖の一つです。
※ 道道664号線を走っていて見つけたもの その1、道端に立っていた「案内標示板」です。「阿寒国立公園」・「雌阿寒温泉 3㎞」・「オンネトー 5㎞」と「火山と湖」について説明されていました。
※ 道道664号線を走っていて見つけたもの その2、樹林の向こうに「雌阿寒岳」の姿がドドーンと目に飛び込んできました。私が「一度は登ってみたい山」の一つで、見た次の瞬間には車を道路わきに停めて飛び出し激写してしまいました。
阿寒湖畔から国道241号線を足寄町方面に向かい、足寄峠を越えておよそ6㎞ほど進んだ所にあるT字路交差点で左折して道道664号線に入ります。
およそ5㎞ほどの距離があり、途中にある「雌阿寒温泉※1」を過ぎ道なりに行くと左手にオンネトーが見えてきます。
晴れた日の午前中、陽の光が斜めに射すと湖面がきれいなコバルトブルーに染まるそうです。
※ 雌阿寒岳の山頂をズームしてみました。今も絶えず噴煙を上げ続けている活火山です。植生を寄せつけないむき出しの荒々しい岩肌を見せています。
私が訪問したのは午後も夕方に近い時間帯でしたので、残念ながら「コバルトブルーに染まるオンネトー」を見ることができませんでした。
※ こちらは雌阿寒岳のすぐ右隣りにある富士山の様な山容を呈している「阿寒富士」の山頂部です。その優雅な容姿に似つかわしくなく、山頂部には雌阿寒岳と同じように荒れた岩肌が見えています。
機会があれば、今度は訪問する時間帯を調整して「コバルトブルー・オンネトー」にチャレンジしてみたいと思います。
オンネトー湖畔をさらに南に進むと「オンネトー国設野営場」があります。
また、その入口付近には雌阿寒岳への登山口もあります。
山頂までの距離は約4.2㎞で3つある登山コースの中で2番目に長いコースになります。
※ 長居をしてしまった雌阿寒オンネトーを立ち去ろうと何気に空を仰ぎ見たら、夕方の青空にぽっかりと月が出ていました。
※1 雌阿寒温泉
阿寒摩周国立公園内にある小さな温泉街で「オンネトー温泉」とも言います。雌阿寒岳の西北、原生林の中に、「民宿 オンネトー温泉 景福」(休業中のようです)、「山の宿 野中温泉」、「野中温泉」(旧野中温泉ユースホステル、現・日帰り入浴施設)があります。各施設が自然湧水の源泉を持っていて、源泉かけ流しの温泉です。
※ ウィキペディアフリー百科事典「オンネトー 」、「雌阿寒温泉」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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