『旅・徒然に』-狩勝峠から-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「狩勝峠(かりかちとうげ)から」と題して、峠から見える風景を紹介します。
と言いますのも、直近で昨年5月に道東取材からの帰り道で立ち寄った際に見た展望台からの景色が大へん印象深かったもので、今回紹介させて頂きます。
まずは、「『狩勝峠』は初めて!」という方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで簡単に紹介します。
狩勝峠は、南富良野町と新得町の境界にある峠で標高は644mです。道央地区から道東地区に向かうのに幾つかのコースがあります。
①北の旭川の方からなら「天北峠」や「北見峠」を通るコース
②狩勝峠のちょっと南の「日勝峠」を通るコース」
③グッと南に下りて襟裳岬近辺の国道236号線「開通当時は北海道で一番長かった(現在は4番目)「野塚トンネル(4232m)」を通るコース
④国道336号線「北海道のトンネルで一番長いトンネル「黄金トンネル(4941m)を通るコース
自動車道も含めると他にもコースはありますが、一般道路では上記の四つ位が代表的なコースではないかと思います。
↑左:南富良野町へ下りて行く方の様子 ↑右:新得町へ下りて行く方の様子
目的地と所要時間・燃料代等を考慮して適当なコースを選ぶわけですが、振り返ってみると私は「狩勝峠コース」を選択していることが多いです。
毎回必ず狩勝峠に立ち寄るわけではありません。峠から見える十勝平野の眺望に魅力を感じて立ち寄るので、雨の日など悪天候の時は素通りします。
今回は、平成29年5月と6月、そして平成30年5月に立ち寄った時の様子を紹介します。
【平成29年(2017年)5月】
この日は、道東へ向かうために早朝に家を出発しましたので、午前7時から8時位の時間帯の様子です、多分…。
天気は良かったのですが、「春霞」という言葉がありますが残念ながら霞んでいて十勝平野の奥の方や山々の姿は見えませんでした。
【平成29年(2017年)6月】
この日も道東へ向かうために早朝に家を出発しました。
毎回天気予報をよく検討して行動していますので、天気は大体申し分ないのですが、湿度の関係なのでしょうか…。
雲が浮かんでいたり霞んでいたりするので、この日の眺望はこんな感じでした。
※ 風切り音、機械音が入っていますので、音量にご注意ください。
【平成30年(2018年)5月】
この日は道東からの帰り道で夕方にかかってしまいました。
峠に差しかかり素早く周囲を見回すと、雲はけっこう多かったのですが青空も見えていました。
↓※ 「日本新八景 狩勝峠」の表示板の横にある「狩勝峠展望台 山の鳥かん図」より
早く家に着きたいと思っていたので迷ったのですが、青空に誘われて車から降りてみることにしました。
車内とは打って変わって外は風が強くて、体感温度はかなり低く感じました。
※ 風切り音、機械音が入っていますので、音量にご注意ください。
一見、「今回も見慣れた景色だな・・・?」と思いつつ十勝平野の方へ目をやりました。
手前にある小山の上方の、さらに奥の方の空、雲の上にポコン・ポコンと二つ頭を出している山を見つけました。
「何の山かな…?」と思い、望遠コンデジでズームして見てみました。
饅頭の様な形の山とその隣に富士山の様な形の山、しかも饅頭山の山頂付近からは噴煙の様なものも見えていました。
…とすると、考えられるのは「雌阿寒岳と阿寒富士」では…?、ピーンときました。
遠くの雲の上にポカリと浮かんで見えていたのは、たぶん「雌阿寒岳」と「阿寒富士」だと思います。
何年も何回もここからの眺めを見てきましたが、こんなにハッキリと遠くの山が見えたのは初めてです。
※ 風切り音、機械音が入っていますので、音量にご注意ください。
強い風が良かったのでしょうか、ちょうど雲と雲の間から雌阿寒岳と阿寒富士が頭を出してくれていました。
近いうちに登ってみたいと思っていた内の二つの山でしたので、感激も一入(ひとしお)で30分位だったでしょうか、時の経つのも寒さも忘れてカメラを通して眺めてしまいました。
※ 風切り音、機械音が入っていますので、音量にご注意ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「狩勝峠 」を参考にさせて頂きました。
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