『道東の旅Ⅱ』-摩周湖第3展望台・裏摩周展望台-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回も「摩周湖」(川上郡弟子屈町弟子屈原野、2001年(平成13年)北海道遺産に選定)です。
前回は第1展望台を中心に紹介しました。今回は、第3展望台と裏摩周展望台を紹介します。
摩周湖第3展望台
第3展望台は、摩周湖の外輪山西側にあり標高670m、第1展望台から車で5分ほどで行け、駐車場は無料です。
その駐車場から展望台まで3分ほど歩いて行かなくてはなりません。
湖面との標高差が約320mで一番高い位置にあり、他の展望台とは違った摩周湖の風景が楽しめます。
湖水の色が第1展望台のそれとは変わって見え、正面には険しいカムイヌプリ(摩周岳)、カムイシュ島がグーンと間近に望めます。
また、第1展望台同様ここでも振り返ってみると、遠くに屈斜路湖や硫黄山が展望できます。
ただしここにはお土産店やトイレはありませんので、必要な方は第1展望台で済ませてください。
※ 摩周湖の外輪山南側に、前回で紹介しました「第1展望台」が小さく見えています、…分かりますか?
ところで、「第1と第3があるなら、第2展望台はないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
確かに以前は第1と第3の間に第2展望台もあったようです。
第1展望台と第3展望台をつなぐ細道があって、その途中に絶好の撮影ポイントがありました。
そこを整備して展望台にしようという計画もあったようですが、危険な場所が多いために実現しませんでした。
※ 摩周岳の横に見える山は、西別岳(800m)のようです。(間違っていたら、ごめんなさい)
※ 振り向くと後ろに「硫黄山(512m)」、その奥に「屈斜路湖」が見えています。
※ 「屈斜路湖」が横たわっています、その真ん中辺りにあるはずの「中島」は ちょうど硫黄山の陰になっていて見えないようです。
裏摩周展望台
でも、がっかりしないでください。他にも展望台があるのです。
それは、「裏摩周展望台」といって摩周湖の北側にあり、第1・第3展望台のちょうど反対側に位置しています。
そこにはトイレや無料の駐車場もあります。
※ 以下は、「カムイシュ島」を激写!してみました。
※ カムイシュ島・摩周湖のさらに向こう、最奥に雪を頂いた山がうっすらと見えています…、分かりますでしょうか?(安物コンデジなものですいません)その山は、日本百名山にも選定されている「斜里岳(しゃりだけ:1547m)」のはずです(間違っていたら、ごめんなさい)。
弟子屈側から直接通じる道路がなく、中標津町(なかしべつちょう)方面からなら道道150号線、清里町(きよさとちょう)方面からなら道道1115号線を通って行かなければなりません。
第1・第3展望台に比べると一番標高の低い位置にあるため、「他の展望台が霧に覆われていても、ここからは湖面が眺められる」ということもあるそうです。
ただ残念なことに、私が訪問したその日の天気はあいにくの雨模様でした。
小雨降る中、裏摩周展望台に到着すると、これが本当の「霧の摩周湖」状態でとにかく一面真っ白で何も見えませんでした。
「裏から、そして低い位置から見た摩周湖をぜひ見てみたい!」と必ずの再訪を強く心に誓うその日の私でした!てかっ(笑い!)。
※「摩周湖第1展望台ライブカメラ」からの摩周湖の展望をご覧ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「摩周湖」、「弟子屈町観光情報ポータルサイト」、「清里町ホームページ『裏摩周展望台』」、「たびらい・摩周湖第3展望台」、「川湯エコミュージアムセンター・摩周湖第3展望台」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
摩周湖・第1展望台 👈 今 回 👉 アトサヌプリ(硫黄山)
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