『旅・徒然に』-タウシュベツ川橋梁-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「タウシュベツ川橋梁」(河東郡上士幌町ぬかびら温泉郷)を紹介します。
タウシュベツ川橋梁は、すでに紹介しました「三の沢橋梁」と同様に日本国有鉄道士幌線が十勝三股駅まで開通した際に架けられたものです。
士幌線の旧線は、糠平ダムができる前(ダム竣工年:1956年(昭和31年))に糠平湖の東側を通っていました。
ダムが完成すると水没してしまうため1955年(昭和30年)に廃止され、糠平湖の西側に国道に沿うように新線が建設されルート変更されました。
※ 高倍率コンデジで撮っています。画面に揺れがありますので予めご了承ください。
線路は撤去されましたが、橋梁はそのまま残され現在に至っています。
糠平湖を挟んだ対岸に沿って走る国道273号線沿いに駐車場があり、徒歩5分位で行ける展望台があります。
※ 高倍率コンデジで撮っています。画面に揺れがありますので予めご了承ください。
降水量などダム湖の水位によって見え方が変わっていきます。私が訪問した6月中旬は、画像のようにほとんど水位はなく橋梁全体が見えました。
ダム建設時に切られた木の切株が、まるで地面から棘でも生えているかのように見えていました。
※ 高倍率コンデジで撮っています。画面に揺れがありますので予めご了承ください。
大雨が降ったりすると、完全に水没してしまうこともあるそうです。冬には湖面に氷が張り、発電のため水を貫くに従って橋梁が氷を破って水面に現れてきます。
解体の計画もありましたが、地元有志による保存活動の成果もあって上士幌町が買い取りました。
長年の凍害等による損傷が進んでいるけれど、補修は多額の費用が必要なため財政面で難しく、橋梁の崩壊は時間の問題とされているそうです。
※ ウィキペディアフリー百科事典「タウシュベツ川橋梁 」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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