『クッタラ湖へ』-鉄泉池-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「鉄泉池(てつせんいけ)」を紹介します。
鉄泉池は、登別地獄谷の一番奥にあります。
前回紹介しました「三大史跡」の中の一つ「薬師如来堂」の傍を通って進むと、その先が分かれ道になっています。そして、「地獄谷」の中程まで続く木道の方へ進んで行きます。
地獄谷の真っ只中の木道の下には、あちこちから湧き出る温泉が入り混じって灰色になったお湯が流れる小川がありました。ここは「地獄谷」ですから、さしずめその川は「三途の川」といったところでしょうか。
その木道の終点に「鉄泉池」があります。「池」というイメージ程大きなものではありませんが、その中にはお湯が溜まっています。
一見すると地味な感じでただの「お湯の溜まり場」としか思えないところがあります。でも、少しの間じっと見ていると、その底の方からじわじわとお湯が沸き出している様子が分かります。
さらに見ていると、一段と勢いよくお湯が溢れ出てきます。そして、湯気も立ち上ります。さらに硫黄のような臭気もほんのりと漂ってきます。
どこかの観光地で見られるような何メートルも吹き出す間欠泉ではありませんが、この「鉄泉池」も一定周期で温泉が溢れ出る「小さな間欠泉」なのです。
派手ではありませんが、少しずつお湯が沸騰したみたいに「あぶく」が現れ、「湯煙」を上げて煮えたぎる様子が見て取れます。温度は約90℃程もあるそうです。
そして、泉質は薬師如来堂の所でも湧き出ている「目の湯」と同じ成分の「ミョウバン泉」だそうです。
ここは火山の噴火口跡である地獄谷ですから、周囲は草木が生えず岩や砂利が転がっている荒涼とした所で、水蒸気や火山ガスが噴き出し熱湯が湧き出している様子があちらこちらに見られます。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 登別地獄谷、鉄泉池」等を参考にさせて頂きました。
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