『富良野線駅巡り』-美馬牛駅-
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今回は、「美馬牛(びばうし)駅」(美瑛町美馬牛)です。
馬場牛(びばうし)という珍しい駅名は、アイヌ語の「ビバ・ウシ」(沼貝のいるところ)からきているそうです。
※「沼貝」・・・ドブガイ(土負貝)の別名、イシガイ科の二枚貝、殻長8cm位、殻表は黒褐色で内は真珠色。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1926年(大正15年):鉄道省富良野線の一般駅として開業する
・1949年(昭和24年):日本国有鉄道に移管される
・1983年(昭和58年):荷物取扱いが廃止される
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される
・1992年(平成4年):簡易委託が廃止され、無人化される
2面2線の相対式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。二つのホームは、構内踏切で連絡しています。
私は、「富良野」と言えば「北の国から」、とすぐ連想するんですが…。ドラマ「北の国から」が「2002年・遺言」で終わってからもう15年が過ぎました。
ドラマ名を聞いても「何それ、知らない」っていう人は、少なくないんじゃないでしょうか。
実は、本駅が「北の国から」に登場していたんです。でも、けっこう前の作品で「 '89 帰郷」の中にです。
「 '89 帰郷」をごくごく簡単に紹介しますと、以下のようになります。
『東京の定時制高校に通っていた純、あの伝説的な「泥のついたお札」の紛失がもとで暴力事件を起こし富良野に帰ってくる。富良野から旭川の看護学校へ毎日通いながら勉強していた蛍が、列車で乗り合わせていた人に初恋をする。』
「美馬牛駅がどこで登場するのか」といいますと…。
蛍の初恋に気づいた五郎と純は、その相手・緒方直人演じる「勇次」を見るために帰りの夜行列車に乗込むことにしました。その列車に乗込んだ駅が「美馬牛駅」でした。
周囲が暗い夜のシーンで、蛍に気づかれないようにコソコソと二人の怪しげな行動もあって、カメラは数秒で列車内へ移ってしまい、駅の様子はよく分かりませんでした。
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