『納沙布岬』-望郷の岬公園、他-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
これまでは、事情で「日帰りの旅」オンリーでした。一番遠かったのは、道北の「宗谷岬」だったと思います(函館方面の木古内・江差も遠かったのですが、どちらも走っても走ってもなかなか目的地に着かなくて…)。大体、日の出前の早朝2、3時頃に出発し、遅い時には午後11時過ぎに帰宅するという具合でした。それが、3月末から泊りがけで出かけることができるようになりました。
その第一弾が3月の連休を利用した「釧路・根室地方」への旅です。この時期、北海道で野宿(調べてみると、その方面のキャンプ場・野営場のオープンは6月以降がほとんどでした)するにははまだまだ寒いので「軽4輪の車中泊で1泊2日の旅」としました。道東の釧路・根室は十分に遠いのですが、泊まり掛けで行けるなら余裕の旅程です!
「石勝樹海ロード」と、その途中で見かけた「石勝樹海ロードの石碑」
石碑周辺の山並み 日高町にある「日高国際スキー場」
道の駅「樹海ロード日高」
「3月25日でJR北海道の8つの駅が廃止になる」というニュースが昨年から流れ、その25日までの週には「廃止駅」の特集番組もテレビで放映されていました。道東の石北本線にある「上白滝駅」「旧白滝駅」「金華駅」は、昨年の秋に訪問しました(他の残り4つの駅も訪問済)。まだ行ってなくてずっと心残りだったのが根室本線(愛称「花咲線」(釧路・根室区間))の「花咲駅」だけ。冬期間に根室への日帰りは、どう考えても…。
日勝峠付近からの山の風景
『遅い車は左車線走行』の標識(非力な我が愛車、たいへんお世話になりました)
山の向こうに「清水町」の街並みがやっと見えて来ました!
一夜明けて「納沙布岬」に向います、雪が降ったようで道路の所々に白く残っていました
「3月25日は平日の金曜日で仕事があって行けない」とずっと諦めていました。ところが、泊まり掛けの旅ができる状況に思いがけなくなったので「25日前の休日なら」ということで慌てて計画。そして、「どうせ根室まで行くのなら、もう少し足を伸ばして「納沙布岬」にも!」と欲張ってしまいました。
周囲に「海」が見えてきました、目指す「岬」は近いようです
「望郷の港公園」(駐車場)に到着です!海の方に「四島(しま)のかけ橋」が見えます
ここにもうっすらと雪、外は冬のような寒さ。カモメが出迎えてくれました
前置きが長くなりましたが、そんなこんなで今回はその「納沙布岬」を紹介します。私の住む道央地区から「釧路・根室地方」へ行くには、「狩勝峠経由」、「日勝峠経由」、ちょっと遠回りになる「日高のえりも町経由」等のコースもあります。「狩勝峠経由」と「日勝峠経由」は、距離的にそんなに変わらないと思います。
「オーロラタワー」と「四島(「しま」と読むようです)のかけ橋」です
「希望の鐘」
『一億の 切なる願ひ 島帰れ この間近なる 岬に叫ぶ』 「祈」と記された石碑
今回は「日勝峠経由」で行くコースにしました。それは、ちょうど国道274号線「石勝樹海ロード」沿いにある「東追分駅」と「十三里駅」(この2つの駅もこの25日で廃止)に廃止前に再度寄ってみたいと思い「日勝峠経由」にしました。久しぶりの「日勝峠」、「狩勝峠」とは違った山並みも楽しみの一つでした。
「北方館」と「望郷の家」(どちらも資料館)
「北方領土の島々」の案内板
日勝峠を越え、「清水町」で国道274号線から国道38号線に入り、「帯広」から「釧路」までその国道38号線をひたすら走り続けました。追分から釧路市までの走行距離は、およそ400㎞位です。さらに釧路から根室までは、およそ120㎞位です。私はいつも「駅巡り」も兼ねて、目的地の途中にある駅には時間の許す限り立ち寄るようにも計画していますので、もう少し多く走っていると思います。
「納沙布岬灯台」までは200m位歩きます
根室市内に入ったのは、もう夕方で陽もかなり傾いていました。このまま「納沙布岬」に向っても日が暮れてしまうと思ったので、根室駅前に車を停めて1泊し、明日「納沙布岬」と「花咲駅」に行くことにしました。3月下旬の車中泊なので厚めの寝袋や毛布等を持って行きましたが、朝方の寒さで思ったよりも早く目が覚めてしまいました。
※ 動画も掲載しますが、当日は風が強く「風切音」が入ってしまいました。
たいへんお聞き苦しいと強く思いますが、予めご了承ください、お願いします。
「本土最東端の日の出を見たい!」と思ったのですが、時計を見たら微妙な時刻で急いで洗面を済ませ「納沙布岬」に向いました。地図を見ても今一つ道路が分からず、途中のコンビニで道を訪ねがてら「寝起きの頭から眠気を払おう」とホットコーヒーを買いました。海岸へ向かう道の路面を、昨夜降ったと思われる雪がうっすらと覆っていました。
ご訪問ありがとうございました。