『北海道のダム』-豊平峡ダム-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
豊平峡ダム
『豊平峡ダムへ』シリーズも3回目となり、いよいよ最終目的地へ向かいその最終回となります。オープンして間もない時期の訪問でしたので、多分お客さんの数もそれほど多くはなかったと思います。それで混雑もなくゆったりと見学できたのではないでしょうか。
以前にも訪れたことはありますが、かなり昔のこと(20代位の時だと思います)ですので前回の記憶はほとんどありません。この時のダムの水量等も多分少ないのではないでしょうか。山のあちらこちらにまだ残雪があり、緑も少なく、かえって山の岩肌の様子等が良く見えていました。
ここで『豊平峡ダム』について紹介します。まずはその名前ですが、ダムが造られた川の名前は「豊平川」と書いて「とよひらがわ」と読みますが、ダムの名前は「ほうへいきょうだむ」と読みます。「どうしてそうなのか」については、ハッキリ言って私には分かりません(すみません・・・)。
ダム湖百選
ダムは1965年(昭和40年)から建設が始まり、1972年(昭和47年)札幌冬季オリンピック開催の年に7年の歳月を費やし完成しました。5万kwの水力発電と、人口二百万人近い大都市札幌の水道需要の98%を供給しているそうです。そのダム湖は『定山湖』といいますが、『ダム湖百選』に選ばれています。また、上流の国有林は「奥定山渓国有林水源の森」として林野庁が選定している『水源の森百選』にも選ばれています。
秋には紅葉が美しく、北海道屈指の紅葉の名所となっています。4月から10月には観光放流が実施されていますが、私が訪れた時には残念ながらまだ行われていませんでした。
電気バス
支笏洞爺国立公園内にあり環境保護の目的でダム入口からダムサイトまでは自動車・バイク・自転車の乗り入れ禁止となっています。そのため、トンネル入口にある駐車場からは徒歩(片道30分程度)か電気バスに乗っていくしかありません。
このように環境保護のために一般車両を通行止めにしているのは黒部ダム(日本一の高さ)、高瀬ダム(日本第二位の高さ)とここ豊平峡ダムだけだということです。
私はまた夏の時期にもう一度行ってみたいと思っていますが、皆さんも機会がありましたら訪れてみてはいかがでしょうか。これからなら『秋の紅葉』がお勧めです。
ご訪問ありがとうございました。
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