『宗谷岬へ』-天塩町・幌延町-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
初山別村からさらに北上を続け『天塩町』に入りました。私は過去2回この辺りで道路を間違えてしまいました。海岸沿いの道路を通って野寒布岬・宗谷岬へ行く予定で、天塩町に入ってから「宗谷岬方面」の標識を見ながら進んでいたのですが『国道232号線』(海岸沿いの道ではなく少し内陸を走る道路)に入ってしまいました。
海岸沿いの道を走るなら「抜海(ばっかい)方面」の標識を見て『道道106号線』に入らなくてはならなかったのです。天塩町市街地を過ぎた辺りに交差点があり、右に行くと「宗谷岬方面」(稚内国道へ繋がる)で、左に行くと「抜海方面」です。ここが運命の?分かれ道!です(「抜海」は野寒布岬に行く手前にある町です)。
パンケ沼
途中で気づき進路変更をして入った道が2回とも『幌別ビジターセンター』のある国道972号線でした。「いやいやっ!またここに来ちゃった?!」と思いながら、せっかくなので休憩がてらパンケ沼の木道を歩いて散策しました(詳しくは後日改めて紹介します)。
『鏡沼海浜公園』
今回2回目に行った時は、天気が良く天塩川河口にある公園『鏡沼海浜公園』からも『利尻富士』を眺望することができます。
『鏡沼海浜公園』は天塩川河口にある公園です。天塩川は長さが256㎞で北海道では石狩川に次いで2番目、日本でも4番目に長い川です。名前の由来は、アイヌ語の『テシ・オ・ペ』で意味は「梁(やな)のある川」からです。かつて美深町付近に梁状の岩が川を横切っていたことからついた名前です(今は撤去されてありません)。
『川口遺跡風景林』
さらに進みますと『川口遺跡風景林』という看板が目に付きましたので寄って見ましたが、先を急いでいましたので直ぐにまたバイクを走らせました。
道道106号線をさらに北上して行くと、天塩川に架かる橋があります。橋の手前には牛が草を食んでいる牧場の風景や北の方には『オトンルイ風力発電所』の風車群、海上には雲がかかってはいますが利尻富士の姿も見えました。
橋を渡ると「天塩町」から「幌延町」になります。この天塩川が町境となっているのです。また、天塩川の周囲には石狩川周辺にもある「三日月湖」が見られます。
『オトンルイ風力発電所』
橋を渡りしばらく進むと『オトンルイ風力発電所』風車群が右手に見えてきます。道路を挟んでその向かいには、『サロベツ原野駐車公園』があります。ここは『利尻礼文サロベツ国立公園』で、そこからの海上にも大きな利尻富士の雄姿を見ることができます。
数日前に一度訪れた時にはシケで波が高く靄がかかっていて、強風で飛んでくる砂粒と海鳴りの音しかなかったのが嘘みたいです。ここでは残念ながら頂上付近に雲がかかっていたので、さらに北上する中で雲が晴れてくれることを期待しつつ出発しました。
ご訪問ありがとうございました。