JR室蘭本線・夕張線≪夕張駅へ≫ー栗沢駅ー

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栗沢駅

栗沢駅

    室蘭本線・栗沢駅

 名付けて(私が勝手に!)『JRローカル線の駅を訪ねて』シリーズ第2弾として『JR室蘭本線・夕張線≪夕張駅へ≫』シリーズを始めさせて頂きます。『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015』も2月19日(木)から始まります。その際には『幸福の黄色いハンカチ』の上映も予定(20日(金))されています。

 私自身も30数年前に仕事の関係で短期間でしたが夕張市に住んでいたこともあり、懐かしい夕張駅を訪ねるシリーズを始めることにしました。お付き合いの程よろしくお願いいたします。

栗沢駅  栗沢駅

 第1回目の今回は『栗沢駅』を紹介します。『室蘭本線』は渡島地方の長万部町長万部駅から苫小牧市を経て空知地方の岩見沢駅までの本線と、室蘭駅から東室蘭駅までの支線があります。岩見沢駅から紹介するのが順当かとも思いましたが、都合により『栗沢駅』から始めさせて頂きます。尚、『岩見沢駅』と『志文駅』の紹介は後日とさせて頂きます。

栗沢駅  栗沢駅

    栗沢町

 『栗沢駅』のある栗沢町は、2006年(平成18年)3月に岩見沢市に編入合併しました。名前の由来はアイヌ語の『ヤム・オ・ナイ』の『栗の多い沢』からきています。町は東西に細長い地形で西は平野、東は山地になっています。かっては万字炭山があり炭鉱が主要産業でしたが1976年(昭和51年)に閉山し、現在は農業が基幹産業です。

栗沢駅  栗沢駅

    国鉄・万字線

 国鉄・万字線が万字炭鉱から産出される石炭の積み出しのために建設され1914年(大正3年)に全線が開通し、炭鉱閉山後の1985年(昭和60年)に廃止されました。1978年(昭和53年)には貨物営業が廃止されましたが、旅客列車が岩見沢駅発で志文駅を経由して『萩の山市民スキー場』へのアクセス(「上志文スキー号」)のため『上志文駅』の間で運行されていました。

栗沢駅  栗沢駅

    万字炭山森林公園

 北炭万字炭鉱の万字炭鉱ズリ山周辺が整備され、1998年(平成10年)に『万字炭山森林公園』ができました。直線階段も含めて2468段の階段があり、ズリ山公園としては日本一です。公園の周辺にはツツジやシャクナゲ等の樹木が1万5千本植えられていて、春の開花時期や秋の紅葉時期が見頃です。詳しくは『岩見沢市観光協会ホームページ』等をご覧ください。

※ ズリ山;炭鉱で石炭と一緒に採掘されるが使えず廃棄する岩石等のことを『ズリ』といい、それを長年捨ててできた山を『ズリ山』といいます。他に、赤平市、三笠市、夕張市等でも見られます。

  ご訪問ありがとうございました。

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